独創的なアプローチとは何か?
麻生首相が樺太を訪問してメドベージェフ大統領を会談をしましたが、領土問題の解決には至りませんでした。
領土問題は「独創的なアプローチ」で 日露首脳会談後、麻生首相
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090218/plc0902181315009-n1.htm
【ユジノサハリンスク=田中靖人】麻生太郎首相は18日午前、サハリン(樺太)南部のユジノサハリンスク市内でロシアのメドベージェフ大統領と会談した。首相は会談後、記者団に対し、北方領土問題について「われわれの世代で解決するために、新たな独創的で型にはまらないアプローチを具体的に加速することで一致した」と述べた。先送りされてきたプーチン首相の来日は5月に実現させることで合意した。
「独創的なアプローチ」に関連し、麻生首相は「日本が4島、向こうは(歯舞群島と色丹島の)2島では進展しない。これまでの宣言や条約を踏まえた、これまで通りのことでは(領土問題は)解決しない」と訴えた。その上で「この問題が日露のすべてにひっかかる。役人に任せるのではなく政治家が決断するより方法はない、という話の中で出た」と、日露関係構築の障害になっている領土問題の解決には両首脳の決断が必要との考えで一致したことも明らかにした。
麻生首相は18日朝、全日空のチャーター機で羽田空港を出発した。訪問は、日露両国の企業が参加する石油・ガス開発事業「サハリン2」の稼働式典への招待を受けたもので、戦後の首相では初めてとなる。
会談ではこのほか、大統領が今後の日露関係について「互恵的協力を拡大するために努力する用意がある」と言明。首相も「ロシアはアジア太平洋地域の重要なパートナーとしてとらえている。日露協力の象徴であるサハリン2が稼働するのは喜ばしく、重要な一歩だ」と応じた。
会談後は稼働式典に出席し、液化天然ガス(LNG)運搬船も視察。夕にも羽田空港に帰着する。
「独創的なアプローチ」ということで合意したのは進展と言えば進展なのでしょうけれども、残念ながら現時点では何も解決しなかったということでしょう。
領土問題が解決すれば、麻生首相の支持率も急回復して自民党の一発大逆転勝利もあったのに、残念と言えば残念ですが、ロシアはそれほど甘くはないということでしょう。
それにしても、「独創的なアプローチ」とは一体どういう意味なのでしょうか?
麻生首相は、外務大臣時代に「面積二等分論」を主張したことがありました。
北方領土は、択捉島がとても大きくて、国後島、色丹島、歯舞諸島をあわせても択捉島より小さいので、国後島、色丹島、歯舞諸島と択捉島の西部を日本領、択捉島の東部をロシア領とする案です。
まさか、「独創的なアプローチ」というのが面積二等分論ではないことを祈りたいものですが、日ソ中立条約を一方的に破って日本を侵略してきたロシア(旧ソ連)に、侵略の果実を与えるようなことのないようにしたいものです。
それに、今のロシアはカネに困って中国から借りるくらいですからね。
経済難ロシア、中国から借款250億ドル
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=111516&servcode=A00§code=A00
日本にとってはこの経済危機は北方領土問題を日本に有利に解決するチャンスなのですから、安易な妥協はせずに強気の姿勢を維持して欲しいものです。
5月のプーチン来日の時には「独創的なアプローチ」とは何なのか明かされることでしょうから、とりあえず様子見ですかね。
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