国連萌え
小生には、国連を賛美している人たちや国連中心外交を主張している人たちがとても理解できないのですが、なぜか日本では国連というのは絶対視されているようでして、小生の周りにも、国連!国連!国連!と言っている人がたくさんいます。というよりも、国連?は~?などと言っているのは小生くらいしかおらず、いつも孤立無援です。
こういう国連大好きな人たちを小生は“国連萌え”と揶揄しているのですが、こういう国連萌えな人々は、なぜか国連というのは平和の権化であり、世界政府の萌芽であって、いずれは国連の下に世界は統一されると信じているようです(形を変えた“国家死滅”ですね)。
しかしながら、国連の本質というのはアメリカ(+イギリス)を盟主とする軍事同盟であって、それ以上でもそれ以下でもありません。
http://nonki-nihonjin.cocolog-nifty.com/blog/2007/03/post_d9b3.html
国連は、アメリカを盟主とする軍事同盟なのですから、世界政府の萌芽でもなければ、将来、国連の下に世界が統一されることもありません。
もちろん、国連の本質は軍事同盟ですから、国連は主権国家の上に立つ存在ではなく、安保理にしても国連総会にしても、主権国家が自らの国益を実現するためにせめぎあっている場所です。
そうである以上、日本も日本の国益を実現するための外交目的というものがまずあって、その上で国連という舞台でどのようにそれを実現していくのかが外交というものであって、“国連中心外交”などといって国連を盲信したり、国連に主権の一部を移譲するなどというのは本末転倒というほかありません。
それでも、どうしても国連なんだと言い張る国連萌えの人に聞きたいのは、本当に国連が紛争解決=平和の維持に役立つと思っているのですかということです。
例えば、中華人民共和国が日本に攻めてきたとします。
さて、この場合、日本の安全保障、平和維持のために、果たして国連は役に立つのでしょうか?
もちろん、役に立たないでしょう。中国は安保理の常任理事国ですから、拒否権を行使して国連のあらゆる介入に反対の決議をすることでしょう。
ですから、中国が日本に攻めてきたとしても、正義の味方、国際連合!ただいま参上!…というように国連軍が日本を救いに現れることはありません。
安保理がダメでも、国連総会があるじゃないか!という国連萌え萌えの人もいるようですが、国連総会の決議に何の意味があるのでしょうか?
国連総会で中国非難決議が可決されれば、中国は侵略を止めるのでしょうか?
そもそも、国連総会の決議で国際紛争が解決されるものなのでしょうか?
毎年のように国連総会が北朝鮮非難決議をしていますが、北朝鮮の人権状況はちっとも改善されず、拉致被害者だって帰ってこないのではないですか?
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/071121/kor0711210930000-n1.htm
北朝鮮のような弱小国家ですら、国連総会なんて何とも思っていないのに、中国がそんなものに従うのでしょうか?
そもそも、国連総会だかなんだか知りませんけど、そんなところで決議なんかしたところで、あくまでも外国に過ぎない日本を救出するために核保有国の中国と戦う国があるのでしょうか。
むしろ、妄想的平和主義と盲目的国連信仰によって愚かにも滅びていく日本を嘲りと憐れみの目でみるだけではないのでしょうか。
小生の周りにも国連に萌えている人はたくさんいますが、別にこの人たちが萌えてしまっても、特に不都合もないので、かまわないとは思います。
しかし、野党第一党の党首が国連に萌えている場合ではないと思うんですけどね。
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