北朝鮮核実験と制裁
北朝鮮の核実験を受けて、日本政府は制裁を含めた強い決議を求めているようですが…。
制裁など強い決議で一致 首相が露大統領と電話会談
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090530/plc0905302047015-n1.htm
麻生太郎首相は30日夜、首相公邸で、ロシアのメドベージェフ大統領と電話で会談し、北朝鮮の核実験を受けた国連安全保障理事会の新決議に関して、制裁を含めた強い決議が必要だとの認識で一致した。
日本では北朝鮮に制裁を求める声が高まっているようですし、それも当然のように思います。
しかし、最近私は北朝鮮の核実験に制裁を発動するように日本が積極的に働き掛けることに疑問を感じています。
もちろん北朝鮮の核武装を容認するつもりは毛頭ありませんが、北朝鮮に制裁をしたところでたいした効果はないでしょうし、北朝鮮だって制裁されたくらいで核武装を放棄するくらいなら最初から核実験なんてしないでしょう。
それよりも私が懸念しているのは、日本が北朝鮮の核実験に抗議して制裁を発動するように強く要求してしまうと、日本が核武装を進める際に国際社会とやらが日本を非難し、制裁することを正当化してしまいかねないことです。
国際社会とやらがいくら非難しても、制裁しても、結局は北朝鮮が核を放棄するはずがないのですから、将来の日本の手足を縛ってしまうようなことはするべきではないように思うのです。
もっと言ってしまえば、国際社会というか米中ロは北朝鮮に核を放棄させる意思なんて最初からまったくなくて、むしろ日本に核武装させないために、日本に北朝鮮の核実験に反対する旗振り役をさせているのではないでしょうか。
米中ロが本気で北朝鮮の核武装を阻止しようと考えているのであれば、とっくの昔にもっと強硬な手段(戦争を含む)で対処していたはずですし、中国も口先だけでなくて経済支援を打ち切り、国境を封鎖して貿易を禁止していたはずです。
しかし、米中ロともそうした強硬策はとらずに六者協議などという茶番劇でお茶を濁してきたのですから、米中ロには本気で北朝鮮の核武装を阻止しようという意思なんてないと判断するのが妥当です。
それで米中ロは何をやりたいのかというと、日本を“国際社会の核廃絶の願い”などというありもしない幻想で踊らせて北朝鮮の核実験反対運動を主導させておき、日本人に核実験というのは悪いことだと思いこませて核武装の必要性に気づかなくさせておき、たとえ日本が核武装をしようとしても、 “オマエは核廃絶とか言ってたよな!”“北朝鮮の核実験に制裁しろとか強硬に言ってたよな!”と脅すことができるようにするためです。
そのために、米中ロは日本に北朝鮮の核実験にどんどん反対するようにけしかけているとみるべきでしょう。
核大国である米中ロにとって、貧乏のどん底の北朝鮮が核武装しても自国の生存が脅かされるわけではないですし、たいして影響はないのです。
しかし、日本のような経済力も技術力もある国が核武装して、米中ロの言いなりにならない自主独立国家になってしまうことは、米中ロにとっては大きな痛手なのです。
国際政治の舞台で真の発言権があるのは核武装国だけですが、日本のような実力のある国がこのことに気づき、核武装して真の発言権を獲得してしまうことを恐れているのです。
そうであれば、日本は、北朝鮮の核実験を非難している暇があったら、さっさと核武装に着手すべきです。
私がブログを書くのも日本が核武装し、自主防衛力を整備してアメリカの言いなりにも、中国の言いなりにもならず、日本をもう一度自主独立した国家にしたいからです。
核武装すれば自主独立が実現できるというわけではありませんが、核武装できなければ自主独立はあり得ないと考えています。
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