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2007年4月22日 (日)

安保理改革 G4で常任理事国入りは無理ですよ

国連の安保理改革について、日独印ブラジルが共同声明を発したそうです。

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070420AT2M2001720042007.html

~~~引用開始~~~

安保理改革「柔軟に交渉」・日独印ブラジルが共同声明
 【ニューヨーク=中前博之】国連安全保障理事会の常任理事国入りを目指す日本、ドイツ、インド、ブラジルの4カ国(G4)は19日、ブラジルの首都ブラジリアで高官級協議を開催し、国連総会で継続中の安保理改革論議について「柔軟な態度で交渉に参加していきたい」とする共同声明を発表した。

 4カ国は、一昨年に廃案となった、常任・非常任双方の理事国枠拡大を目指したG4案に再び言及。「緊急に結果を出す必要がある」と強調した。国連総会の作業部会では、5人の国連大使が加盟国の意見をとりまとめた報告を週内にも総会議長に提出する見通しだ。(22:00)

~~~引用終了~~~

小生は、国連に代わる民主主義国家による集団的安全保障体制を構築すべきだと考えていますが、現時点では国際連合が存在しているのですから、日本も安全保障理事国になるべきだと考えています。

しかしながら、日本は単独で常任理事国入りを目指すべきであって、ドイツ、インド、ブラジルと4カ国共同で常任理事国を目指すのは愚の骨頂だと考えます。

具体的には、こちらのサイトをご覧いただきたいと思います。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5562/column/column071.html

まったくの正論だと思います。

小生も若干付け加えさせていただけば、例えば、アジア各国はG4案に反対したのですが、その時には、例の如く左翼陣営から「アジアで孤立する日本」というプロパガンダが発せられました。

しかし、これは間違いなのですね。アジア各国、特にASEAN各国は日本の常任理事国入りに反対したのではなく、インドの常任理事国入りに反対したのですから。

なぜASEAN各国はインドの常任理事国入りに反対するのか。

これは簡単な話であって、インドネシアは世界最大のイスラム教国であり、マレーシアもイスラム教国です。タイ南部にもイスラム教徒はたくさん住んでいます。

ところが、インドはイスラム教国であるパキスタンと敵対的な関係にあり、パキスタンが核武装したのも、インドに対抗するためです。

インドとパキスタンとの間には、日本人には想像できないような宗教対立があるのです。

だから、域内に多くのイスラム教徒を抱えるASEAN各国がインドの常任理事国入りに反対するのは、あまりにも当然のことです。インドと組んだら日本が常任理事国になれるはずがありません。

それでは、ドイツはどうでしょう。まず、アメリカが反対しています。これだけで絶対に無理でしょう。しかも、イタリアが強硬に反対しています。イギリスとフランスに加えて、ドイツまで常任理事国になってしまえば、イタリアの栄光は地に堕ちてしまうとでも考えているのでしょうか。

ブラジルはよくわかりませんが、少なくともアメリカが反対している以上、常任理事国入りはあり得ないでしょう。

それでは日本はどうでしょうか。日本の場合、中国と韓国が猛烈に反対していますが、中国が反日工作を仕掛けなければ、それ以外の国はおおむね好意的です。

中国はともかく、韓国なんかに大した発言権はないのですから、無視すればいいと思いますが、なぜか日本のメディアは韓国の反対論を大々的に採り上げています。

小中華思想に染まった韓国は、何が何でも日本の常任理事国入りだけは避けたいというのが本音でしょう。

この国の反日病が治ることはないのですから、なるべく相手にしないというのが正しい対応だと思います。

それでも、中国は常任理事国であり、拒否権があるのですから、少なくとも中国が拒否権を発動しないようにしなければなりません。

日本は中国の拒否権というハードルを乗り越えることができるのでしょうか。

小生の意見では、中国、韓国、北朝鮮以外の国の幅広い支持を取り付けることによってハードルを乗り越えることができると考えています。

圧倒的大多数が日本の常任理事国入りに賛成しているのに、中国の拒否権発動によって日本の常任理事国入りが阻止されたという事態は、中国だって避けたいはずです。

だからこそ、中国は拒否権を発動して自国だけが目立つことのないように、日本の常任理事国入りに反対する国を増やそうと躍起になっているのです。

ですから、日本がやるべきことは、まずG4とは縁を切り、特ア3カ国以外から反対論が出てこないように最大限の努力をすることです。

日本は中国の支持を取り付ける必要はありません。ただ、拒否権を行使させない=棄権させることができればいいのです。

中国に棄権させることができれば、日本も常任理事国入りすることができるはずです。

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コメント

初めてコメントさせていただきます。いくつかのエントリーを読ませていただいたのですが、政治や国際情勢に弱い人、特に左翼にまんまと騙されてるような人に是非読ませてあげたいと思いました。そこであつかましい提案なのですが、人気ブログランキングのバナーをもっと分かりやすいところに張っていただきたいのです。博士の独り言という人気ブログがありますが、やはりバナーが毎エントリーごとに分かりやすく目立つ所に張ってあるのもランクが上に来る要因だと思います。大変余計なお世話ですが、せっかくすばらしい内容を含んだブログですので、できるだけ多くの日本人が読んで目を覚ますためにもよろしくお願いいたします。

投稿: 新入り | 2007年4月22日 (日) 午前 02時28分

日本は「国連」が好きですからこうなるのですね。国連に加入していない国が戦争に加担して来て、最終的には、道徳的な国を共産国の敵として東洋の秩序まで破壊した国?何処でしょう。
「国連軍」相手に唯一戦争をした国が「常任理事国」?何処でしょう。
この国連を「金」だけでは、2国が支えている、アホらしい話ですね。尚加えて日本はアメリカに負けて「敵」から逃れられない、中国は「国連軍」と戦争して「常任理事国」これが国際関係、ヤクザの世界以上に「異常」な世界です。
其の時、その時に「金蔵」を絞る。アホらしい時は出さない、出す時は出す、それを自由にするのが「力」
です。中国に2回も3回も騙されている日本じゃ出来ない相談なのでしょうが「歴史を鏡」に出来ない国ですね。
中国も自分の都合で日本を教育しようとしているのですが、もう日本も強かに生きる努力をしなければこれからの子孫が可哀想。友人は友人、別にライオンズクラブやロータリークラブに入らなくても生きていける。位の「気概」を持って欲しいものです。
堂々と発言、アフリカ、中東、他のアジアの友人が日本を向く様な外交をすべき、之も持つモノを持っていれば自然に身に付く「貫禄」が欲しいですね。
先ずは「孤高に生きる努力」人の顔色伺ってる様じゃ「貫禄」は出来ません。

投稿: 爺さんです | 2007年4月22日 (日) 午後 02時59分

新入りさん
コメント、どうもありがとうございます。
ブログランキングのバナーですが、ご指摘の通り、もう少しわかりやすいところに張りたいと、自分でも考えておりましたが、本業が多忙なのと、面倒なことは後回しにする怠惰な性格が災いして、あの場所のままになっています。連休中に、バナーの位置を変更し、全体的にもう少し読みやすくしたいと考えております(最近は色を変えたりしているのも、読みやすさを考えてのことです)。
今後とも、よろしくお願いいたします。

投稿: saratoma | 2007年4月23日 (月) 午前 01時01分

爺さんですさん
コメント、どうもありがとうございます。
ご指摘の点、すべてそのとおりだと思います。
朝鮮戦争の停戦合意が崩れたら、国連軍はどうなるのでしょうか。今では国連軍の敵が常任理事国ですから、国連軍は何もできないはずであり、米軍が有志連合で人民解放軍と戦わなければ、韓国はオシマイでしょう。それでも反米なのですから、盧武鉉も韓国人も理解に苦しみます。
日本は常任理事国になれないのであれば、分担金も、常任理事国でもっとも分担金の少ない国(ロシア)よりも少ない額しか払わないと宣言するべきだと思います。
世界一の外貨準備高を誇る中共や原油高で潤うロシアになぜ負担を求めないのか、不思議で仕方がありません。

投稿: saratoma | 2007年4月23日 (月) 午前 01時08分

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