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2007年3月25日 (日)

民主化しない中国~これであなたも親中派をやめられる?

理解できない親中派勢力
小生には、親中派(媚中派)の心境というのがまったく理解できないのですが、まあ左翼勢力が親中派になるのは、支持はできなくても、理解はできます。

しかしながら、左翼ではなくても、なぜか親中派になる者も多く、その代表的な存在が自民党内の親中派でしょう。

なぜ、左翼でもないのに親中派になるのでしょうか。ハニートラップに引っかかった人は論外として、そうではない人たちの言い分は、「中国は今は問題がいろいろとあっても、経済成長が続けばいずれは民主化するので、そうなれば日本と平和的に共存することになるだろう。したがって、日本としては、中国の発展を支援するべきである」などと言っています。

要するに、経済が発展すれば民主化し、様々な問題も解決するので、それまでは温かく見守ってあげましょうというのです。

しかしながら、この考え方は根本的に間違っているのではないでしょうか。

中国の国家構造
どうも多くの日本人は中国の国家構造を理解していないように思いますが、一言で言えば「力による支配」なのです。

中華人民共和国という国家は、マルクス主義の理論に従って、中国共産党の一党独裁による指導下にあります。中国共産党は、日本の政党とは違って、国家の上に立つ存在なのです。

そして、人民解放軍というのは、中華人民共和国の軍隊ではなくて、中国共産党の私兵にすぎません。

つまり、人民解放軍という私兵を有する中国共産党が実力をもって支配している国が中華人民共和国という国なのです。

このことは、中国の最高権力者を見ているとよくわかります。中華人民共和国のトップは国家主席であり、中国共産党のトップは総書記であり、人民解放軍のトップは中央軍事委員会主席です。

しかしながら、中国の最高権力者であった鄧小平は、国家主席でも総書記でもなく、中央軍事委員会主席でした。

また、江沢民から胡錦濤への権力移譲の際も、国家主席と総書記は胡錦濤に譲っても、中央軍事委員会主席は最後まで譲りませんでした。これは、人民解放軍が中国における権力の源泉であるからでしょう。

もう一つ付け加えるならば、毛沢東も「銃口から政権が生まれる」と言っていました。中国という国の権力構造を端的に表しているといえます。

易姓革命とは力による支配である
中華人民共和国は「力による支配」の国、要するに軍事独裁国家なのですが、歴史を振り返っても、中華帝国は常に「力による支配」を本質としてきました。

ところで易姓革命という言葉があり、天は有徳者に支配させるが、徳がなくなれば、天は別の有徳者に支配者を交代する、つまり天命が革まるという意味です。

しかしながら、易姓革命の言葉どおりに中華歴代王朝が有徳であったことはただの一度もないのです。秦の始皇帝による統一も武力によって成し遂げられたものであり、その後のどの王朝も武力によって前の王朝を打倒し、自らの王朝を樹立しています。

中華歴代王朝には徳による支配などというものはただの一度もなく、むしろ徳がないからこそ自らの王朝には徳があると主張していると言っても過言ではないくらいです。

つまり、中華帝国というのは「力による支配」を本質としており、それが数千年も続いてきたのですから、現在の「中共王朝」も「力による支配」を本質とするのは当然ですし、そう簡単に中華帝国の本質が変わるはずもないのです。

中国が徳の国であると考えている人がいるならば、それは間違いなく幻想です。そのような幻想は早く捨て去るべきです。

民主化は中共の自殺行為
歴史的にみても、中国が民主化するはずはないですが、もしも中国が民主化すれば中共の独裁体制が終わってしまいますから、その意味でも中国が民主化するはずがありません。

中国では民衆の中共に対する不満の声が爆発しています。中国では暴動が年に数万件も発生しているそうですが、これは、中共が農民の土地を二束三文で取り上げたり、驚異的な経済発展の裏で貧困層が1億人もいる一方、中共高官ばかりが富んでいくという究極的な格差社会、太子党というあらたな貴族の出現、野放図な開発による深刻な環境破壊、病気になっても座して死を待つしかない貧弱な社会保険制度などなど、どれも中共軍事独裁政権がもたらした社会矛盾が原因なのです。

中国の民衆は、反日歴史教育の影響で日本を恨んでいますが、それ以上に中共を恨んでいるとも言われています。

ですから、中国が民主化すれば、中共が政権与党の座を維持する可能性は極めて低いでしょう。一党独裁体制化で利権を独り占めしている中共高官がそのようなことをするはずがありません。

また、中国は、満州、内蒙古、東トルキスタン、チベットというように侵略を重ね、武力併合しており、今でも武力弾圧を続けています。

当然のことながら、民主化すればこうした地域では独立運動が活発化し、これを抑えることは極めて困難でしょう。そうすれば、中華人民共和国は分裂してしまいます。

もともとの漢民族の領土は、今の中華人民共和国の領土の半分くらいしかありません。領土の半分を失う可能性の高い民主化を中国が自ら行うはずがありません。

それでも、どうしても中国は民主化するのだと言い張る人には、温家宝が「今後100年間は民主化しない」と言っていることはどう考えるのでしょうか。

http://jp.epochtimes.com/jp/2007/03/html/d93655.html

もちろん、「100年間は民主化しない」というのは、100年後に民主化するという意味ではなく、永久に民主化しないという意味でしょう。中国の民主化なんて幻想なのです。

日本は軍事独裁国家とどう付き合うのか
中国は、日本が善意で支援しようが何をしようが、自ら民主化することはあり得ません。中国の民主化は幻想です。

そうであるならば、日本は中国は今後も民主化せず、軍事独裁国家のまま台頭していくことを念頭において国家戦略を構築すべきです。

その意味で、左翼勢力はどうしようもないから無視するとしても、保守から中道の方で、中国はいずれは民主化し、日本と平和的に共存すると考えて、親中派になっている方は、一日も早くそのような考え方を捨てて、「力による支配」がすべてである軍事独裁国家中国のありのままの姿を知るべきです。

そうすれば、親中派などやっていられなくなることでしょうし、中国へのいかなる支援も軍事支援に結びつくのであるから、やってはならないことも理解できることでしょう。

日本としては、中国の本質が軍事独裁国家であることを明確に意識するとともに、中国の軍事的野望を関係各国と連携して抑えこむことを国家戦略の中心に据えなければならないのであり、一人でも多くの日本人がこのことに気づくことを願ってやみません。

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コメント

親中派の議員は聞く耳持たずというイメージがあります。中国のいいところしか見ません。聞きません。
企業も中国は儲かる、だから進出しないと損だみたいな。ひどい目にあった企業もあるはずなのに、テレビも新聞もあまり報道しないですね。中国脅威論的な本はたくさん出版されているのに。

http://j.peopledaily.com.cn/2007/03/24/jp20070324_69136.html
人民網からなのですが、台湾に対するアメリカの考えがこれでは、台湾も大変ですね。どうなるのでしょう。
日本も尖閣諸島の問題があるので不安です。在日、在韓米軍の再編、北朝鮮の対する最近の対応を見ていると、イラクで大変だとは思うのですが、アメリカはアジア地域から離れたがっているのではないかと思うのです。日米同盟堅持とはいっているけれども、日本がいくらいっても相手があること。5年後に果たして日米同盟が存続しているのでしょうか?
はやく普通の国になれーと思うのですが、「のんきな日本人」ですよね。

話は飛びますが、
http://www.jiji.com/jc/zc?key=%c2%e6%cf%d1&k=2007032201256
日本政府が歴史的事実を正視し、元慰安婦に対する正式な謝罪と国家賠償を求める
のだそうです。22日の記事で、時事通信以外に見ないのですが(見落としているかも)他紙にでないということはあまりおおごとのレベルではないのでしょうか?
連動して他の国も出てくるかなと思っています。アメリカの下院の結果見でしょうか?
日本の首相は他の国に比べて安易に謝罪をしすぎの気がします。
植民地支配・奴隷貿易・戦争の結果等で他国の元首が謝罪したのを聞いたことがありません。
つつけば謝罪し賠償が取れる国となめられていると思います。

投稿: パールピアス | 2007年3月25日 (日) 午後 01時26分

日本人の中には古くから「一衣帯水」「同文同種」と言う表面的な事で中国を見てきたのです、日本文化を知り、理解しようとすると時間を掛け、深い知識を必要とします。反面三国志を愛読し、漢文を愛で、口から生まれて来たような中国人と付き合うと、日本史を知らない人間ほど中国に取り込まれて行く様ですね。
中国にとり現状では日本は「敵」、敵は常時変りますが、今の日本は叩いても叩いても、叩き潰しても「反応」の無い無能な「敵」叩きやすい相手「軍国主義」と声を出せば、「一致団結」御みそれしました「核」議論も議会でもやりません。慰安婦?これは日米離反政策だ「乗るな」と考えるだけ、河野談話を取り消し(之が真実だ!)とやらないのが日本文化??なんて事を悠長にやってる国です。
現状では日本が「悪」の巣窟を自分で助長しているのが~「之が真相でしょう」。
中国の民主化?14~15億人?バラバラになるのがオチ、独裁以外落ち着き先が無いでしょう、何処まで持つのか?、世界に一つの中国が出来ると可能かも判りません?、殺す自由、迫害も自由を中国が得て世界の誰もが止められない状況が地球上で起こる。この「恐怖」が来た時、怖い!
今から一つ一つ中国の野望を摘んでおく必要が有るのです、日本の覚悟だけ、しっかりせんかい日本の政治家。
(中国の軍事大国、野望を一人でも多くの日本人が気が付いて欲しい)私もそう思います。頑張れ(のんきな日本人)。

投稿: 爺さんです | 2007年3月25日 (日) 午後 02時33分

パールピアスさん
コメント、どうもありがとうございます。
親中派といってもいろいろいますので、少しでも切り崩したいとは思いますが、なかなか難しいと思います。

>はやく普通の国になれーと思うのですが、「のんきな日本人」ですよね。

ご指摘のとおり、日米同盟は永久ではありません。アメリカもアジアから手を引く気配もあります。そのために日本も自主的な防衛能力のある国になるべきだと考えています。
小生は戦後のフランスを高く評価しており、日本もアメリカとの同盟を維持しつつ(=日本が反米になる必要はない)、自主的な外交・安全保障政策を実行できる国になるべきだと考えております。

台湾の国家賠償というのは、正式に議題にする趣旨なのかはわかりませんが、ご指摘のとおり、日本が安易に謝罪するのが根本的な原因だと思います。
日本人は、「謝れば許される」と考えているので、責任があろうとなかろうと謝罪しますが、「謝るからこそ許されない」というのが世界標準だと思います。早く謝罪外交を止めるべきだと思います。

投稿: saratoma | 2007年3月26日 (月) 午前 12時58分

爺さんですさん
コメント、どうもありがとうございます。
親中派の日本人は、論語などの影響で中国人を聖人君子と勘違いしているように思います。

>中国にとり現状では日本は「敵」、敵は常時変りますが、

日中関係が本当に良好になることがあるとすれば、インドが台頭してきたときではないでしょうか。インドが台頭すれば、中印対立は必至であり、中国は日本に代えてインドを新たな敵に設定し、日本には融和的な態度に変化する可能性があると思います。もちろん、歴史認識を武器として、インドと対抗するために、日本にさらなる朝貢を求めてくる可能性もあるので、要注意だと思います。

>今から一つ一つ中国の野望を摘んでおく必要が有るのです、日本の覚悟だけ、しっかりせんかい日本の政治家。

まったく同感です。安倍首相、麻生外相、中川政調会長に期待したいと思います。

投稿: saratoma | 2007年3月26日 (月) 午前 01時05分

当サイト「東トルキスタンの人々に平和と自由を」紹介して頂き、誠にありがとうございます。
当サイトは移転しましたので変更をよろしくお願いいたします。

移転先:
http://saveeastturk.org

投稿: 東トルキスタンに平和と自由を | 2007年6月12日 (火) 午前 12時35分

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